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出版物のための説得力のある記事の書き方

ICF正会員、もしくは認定資格の保持者として、あなたは他人がそこから学びたくなるような専門家です。あなたは、コーチング、そのベストプラクティス、業界そのものの思想的リーダーです。このような位置づけから知識を共有することで、あなたのブランド、あなたの実践、そして業界をより発展させることができます。

多くの出版物や報道機関では、外部の専門家が執筆した記事を受け入れています。一般に「バイライン」と呼ばれるこのような記事は、宣伝目的ではなく、情報提供目的です。その記事の読者やオンライン視聴者の関心に沿うものであり、他では得られない洞察や視点を提供するものです。メディアに記事を寄稿して専門知識を共有することによってあなたは、コーチングがもたらす利点の認知度を高めると同時に、その思想的リーダーシップを示し、将来のクライアントがあなたを見つける手助けをすることができます。

メディア向けに文章を書くのは、特に初めての場合は大変なことですが、プロセスを容易にできる、いくつかの鍵となるステップがあります。

読者を知ること

寄稿先の読者層を知ることは、重要な最初のステップです。専門家向けの記事と消費者向けの記事とでは、説得力のあるバイラインは違ってきます。その媒体の読者や視聴者と同じレベルで記事を書くようにしましょう。あたかもその媒体のスタッフが書いたかのように感じられれば、あなたの記事はより大きな意味と価値を持つことになります。

ほとんどのメディアは、出版物の説明と編集のガイドラインをウェブサイトで公開しています。投稿された記事を審査する編集者に、直接問い合わせることができる場合もあります。報道機関の読者を理解することが重要であるのと同様に、報道機関そのものとその編集方針を理解することも同様に重要です。洞察力を高めましょう。そうして、もしその出版物があなたのコーチング対象者と一致しない場合は、他の媒体を探すのが最善です。その読者層とあなたのターゲットクライアントが交差するものを探しましょう。それができれば、読者はあなたのコーチングの専門家としての視点の信頼性を認識し、受け入れてくれることでしょう。

関連性の高いテーマを選ぶ

バイライン記事の目標は、メディアと方向性を一致させ、読者の共感を得られるようなトピックを選ぶことです。トピックを決めるのが難しい場合は、そのメディアが掲載した他のバイラインを確認し、そのメディアがどのようなコンテンツを受け入れているか、インスピレーションを得ましょう。

トピックを思いついたら、それがニュースになるようなタイムリーなものであるかを確認します。たとえば、組織コーチの場合、「Great Resignation(大量退職時代)」という、近年の労働力の変化を反映した話題と関連付けることができます。地域、国、あるいは世界レベルで起きていることに関連した記事を書くことで、メディアはその記事を喜んで受け入れてくれるでしょう。また、プロフェッショナル・コーチングが今日提供できるものについて、読者に実用的な洞察を提供することができます。専門知識を共有することもですが、更にニュースで起こっていることと関連づけながら専門知識を共有することは、興味深いバイラインを保証することになります。

もしまだ何も書いていないのであれば、ドラフトを書き上げる前に、編集者にトピックのアイデアを簡単にプレゼンしてみましょう。そうすれば、(書いてしまってから)編集者に断られたり、より洗練されたものにするように言われたりして、せっかくの努力が無駄になることはないでしょう。トピックの概要と、なぜそれが重要なのかを説明すれば十分です。また、あなたが思い描く実際の記事の数センテンスまたは段落を提供することも検討してください。そうすることで編集者は、あなたの提案を検討する上で重要な、あなたの文体を知ることができます。

アウトラインを作成する

アウトラインは、多くの出版物では要求されないかもしれませんが、著者にとって非常に有用です。情報を整理する。説得力のあるオープニングを構成し、クロージングサマリーで再度そこに触れるようにします。この方法によって、あなたのバイラインは明確で、整理され、効率的なかたちで起草されることができます。鍵となるポイントを意識し、そのアイデアに焦点を当てた複数の章に記事を分割しましょう。

バイラインは、あなたのコーチングの専門知識を共有できる機会

読者は通常、自分の知識を増やすことを目的として、バイラインの記事に出会います。読者が、売り込みではなく、十分に考え抜かれた視点を得られるようにすることが、著者であるあなたの仕事です。読者に売り込むのではなく、読者を教育することを考えましょう。そうすることで、読者へのリーチが広がり、影響力が増し、あなたの思想的リーダーシップを取り扱いたい他のメディアへの登場機会も増える可能性があります。

これらのステップを踏むことで、説得力のあるバイラインを書き、メディアで注目される機会を得られる可能性が高まることでしょう。

著者:エリザベス・ベルビュー

エリザベス・ベルビューは、政治キャンペーン、広報、政府関連、アドボカシーの分野で経験を積んだ戦略的コミュニケーションのプロフェッショナルです。ジョージ・ワシントン大学大学院2年生で、メディア&戦略コミュニケーション(政治コミュニケーション)の修士課程を履修中です。スタントン・コミュニケーションズでアシスタント・アカウント・エグゼクティブを務めています。

※ 本ブログで紹介されているゲスト投稿で述べられている見解や意見は、著者のものであり、必ずしも国際コーチ連盟(ICF)の見解や意見を反映するものではありません。ICFブログにゲスト投稿を掲載することは、著者が提供する製品やサービスをICFが推奨または保証するものではありません。

Originally written in English by Elisabeth Bellevue
Coaching World, February 4, 2022, How to Write a Compelling Article for Publication


https://coachingfederation.org/blog/how-to-write-for-publication

翻訳:牧野内正雪

Disclaimer: This article was approved by ICF for translation and was translated by a Japanese translator hired by ICF Japan Chapter. The original article of this translation was written in English for ICF Coaching World. Please note that ICF and ICF Japan Chapter do not take any responsibility for any potential errors or mistakes in the translation. For clarity of the content, please refer to the original version on the ICF website at https://coachingfederation.org/blog

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