プロフェッショナルコーチングでのコーチとクライアントのつながりは、クライアントが人生を前向きに歩むことをサポートできる素晴らしいものです。このつながりを上手に生み出し、コーチのビジネスチャンスを最大化できるとても有効な方法があります。それは、オンラインでプロコーチとしてのセルフブランドをつくり、すべてのSNSにブランディングを反映することです。
プロコーチとしてのセルフブランドとは、あなたがどんな人で、どんなコーチングが得意なのかを分かりやすく伝えるものです。SNSのフォロワーやコーチングに興味がある人たちに向けて、あなたの専門性やパーソナリティをスマートな形でつたえることにより、プロコーチとしての評判を高めたりコーチングネットワークを広げることができます。
セルフブランドをつくるなんてどこから手をつけたものか…、と最初は困ってしまうかもしれません。そこで、戦略的なブランド構築を確実に行うためのヒントを、いくつかご紹介したいと思います。
どんな風に知ってもらいたいかを決めよう
まず、プロコーチとしてのあなたをどんな風に知ってもらいたいかを決めてみましょう。プライベートやプロコーチ活動の中で、人と違ったユニークさを発揮できている場面を思い出してみてください。自分らしさは基礎となり、潜在的クライアントがあなたに興味を持ってくれるきっかけになってくれます。
セルフブランドをつくる過程で、いろいろと迷ったり不安に思うこともあると思います。そんな時は自分に正直であることが一番です。得意なことや自信のあるスキル、コーチングをする上で気をつけていることなど、あなたは自分のことを誰よりもよく知っているはずです。
ソーシャルメディアでメッセージを発信しよう
セルフブランドを整えたら、ソーシャルメディアを活用してブランドイメージを発信しましょう。SNSの活用は、コーチング業界でのネットワークを拡げ、新規クライアントを引きつける効果があります。LinkedIn、Twitter、Instagramなどのプラットフォームには、フォローアカウントの推奨や設定のヒントなど、SNSでの発信をサポートしてくれる機能がいろいろと揃っています。
SNSのプロファイルができたら、いよいよ活動開始です!ネットワーク上でチャットに参加したり、独自コンテンツを作成してシェアしてみましょう。ブランドイメージに沿った投稿や記事を見つけたら、シェアしたり「いいね」をつけたり、フィード内のコンテンツにコメントしてみましょう。
プロフェッショナルなプロフィール写真を使おう
すべてのSNSで同じ「プロフィール写真」を使うことは、ブランディングにおいてとても効果的です。オンラインであなたを見つける人が、最初に目にするのがプロフィール写真です。プロコーチとしてのイメージをつたえる看板のようなものなので、ブランドイメージにしっかりと合った写真を使うことをお勧めします。
写真は定期的に更新しましょう。実際のあなたと写真の間にズレがないようにすることで、オンライン上でのつながりがしっかりとしたものになります。
プロフィール写真を整えたら、ブランドを強化するためにいろいろな写真をSNS上でシェアしてみましょう。プロコーチとしての活動や経験をシェアすることは、コンテンツにライブ感を生み、注目をあつめることにつながります。写真とテキストを上手に組み合わせることも効果的なやり方です。ブランドイメージに沿ったコンテンツをいろいろと工夫してみてください。シェアする時には、最新の略歴を掲載した自分のウェブサイトへのリンクを必ず貼ることも忘れないでください!
セルフブランディングは継続的に
プロコーチとしての活動の中で、あなたはこれからいろいろな経験をかさねていきます。専門知識も深まっていき、いろいろなタイプのクライアントをコーチングすることでしょう。これらの経験を踏まえて、プロコーチとしてのブランディングも継続的にアップデートしてください。オンラインでの見え方を意識し、ソーシャルメディアでの発信を続け、継続的なセルフブランドの見直しをすることで、プロコーチとしてのセルフブランディングはきっと上手くいきます。
今回ご紹介したヒントは、あなたのブランドづくりの基礎となるとともに、プロコーチとしてのキャリアをより素晴らしいものにしてくれるはずです。