世界のコーチのOnline Magazin
COACHING WORLD

楽観主義は長生きに繋がるか?

楽観主義と健康との関係が、ハーバード公衆衛生大学院/ブリガムアンドウィメンズ病院のフランシーヌ・グロッドスタインにより明らかになってきました。

グロッドスタインとその研究チームは、楽観的度合いの高い人はより長生きする傾向にあり、特に85歳以上の人には顕著であると発表しました

この研究では楽観主義は「一般的に物事というのは良いことが起きるという考えや、重要な結果ならば自己コントロールができるので未来は明るい、という信念に分類される心理学的属性」と定義されています。

この研究では、69,744 名の女性と1,429名の男性について楽観的レベルを判定し、同様に全体的な健康状態・習慣だけではなく、ダイエット、喫煙、アルコール摂取も調査判定項目として女性の参加者は10年、男性は30年フォローしていきました。

もっとも楽観的な男女は平均して11−15%長生きし、85歳以上まで生きる確率においては楽観的度合いが低いグループより50-70%高いことがわかりました。
これらの結果は、年齢・人口動態・慢性疾患・鬱病やダイエット、エクササイズ、アルコール摂取やプライマリーケアにかかるなどの健康行動を考慮しても真実でした。

楽観主義がどのように長生きに繋がるかを正確に検証する必要はありますが、研究者たちは、より楽観的傾向にある人が寿命を伸ばすような健康的な習慣を持つ傾向にあることを認めました。

「楽観的な人々は、より効果的にストレスかや困難から立ち直るように、感情と行動を管理することができるだろうと、他の研究でも示されています。」と筆頭共著者のローラ・カブザンスキー(ハーバード公衆衛生大学院)は述べています。

著者:リサ・カニンガム

リサはICFのソーシャルメディアスペシャリストであり、フリーライター、ソーシャルメディアコンサルタントでもある。チャタム・ユニバーシティでウェブのコンテンツの発展についてのプロフェッショナル・ライティングで修士号を取得、ユニバーシティ・オブ・ピッツバーグでイングリッシュ・ライティング&コミュニケーションで学士号を取得している。

※ 本ブログで紹介されているゲスト投稿で述べられている見解や意見は、著者のものであり、必ずしも国際コーチ連盟(ICF)の見解や意見を反映するものではありません。ICFブログにゲスト投稿を掲載することは、著者が提供する製品やサービスをICFが推奨または保証するものではありません。

Originally written in English by Lisa Cunningham
Coaching World, September 16 2019, Could Optimism Help You Live Longer?

https://coachfederation.org/blog/optimism-help-live-longer

翻訳:翻訳 栂村雅美

Disclaimer: This article was approved by ICF for translation and was translated by a Japanese translator hired by ICF Japan Chapter. The original article of this translation was written in English for ICF Coaching World. Please note that ICF and ICF Japan Chapter do not take any responsibility for any potential errors or mistakes in the translation. For clarity of the content, please refer to the original version on the ICF website at https://coachingfederation.org/blog

CREATE AN INTERNATIONAL STANDARD OF COACHING