国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)によく寄せられる質問をまとめました。
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コーチングについて
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Q. コーチングに財政的投資を検討している時に、どのような要因を考慮する必要がありますか?
A.
コーチとコーチングをするときには、時間とエネルギーのコミットメントだけでなく、財政的なコミットメントも必要です。 コーチング料は、コーチの専門性や経験によって異なります。コーチングを考えている人は、期待する利点だけでなく、コーチングにかかると予想される時間の長さも考慮しなければなりません。コーチングの関係は明確なコミュニケーションを前提としていますので、契約が行われる前に、お金に関する心配や疑問は前もって、話しを済ませておく必要があります。ICFコーチ紹介サービスでは料金形態や資格の数に基づいて、コーチを検索することができます。 -
Q. コーチングのプロセスが成功しているかどうかはどのようにはかれるのですか?
A.
測定は2つの方法が考えられます:外に現れるパフォーマンスと内面に現れる成功です。理想的には、両方が統合されます。 外部測定の例としては、コーチとクライアントの関係の中で設定された、コーチングのゴールの達成、収入や売り上げの増加、昇進や、部下、同僚、顧客、上司、マネージャ自身といった関係する人たちからのフィードバック、個人や(あるいは)企業の成績のデータ(例えば、生産性、効率性を示す測定値等)があります。選択された外部測定は、クライアントがすでに測定してきているもので、影響を与えられるものを選ぶべきでしょう。 内部測定の例としては、自己採点、自己評価など、コーチングプロセスの最初とプロセスを通じて定間隔で行う事ができるもの、自己、他者に関する認識の変化、もっと効果的な行動を作り出す事のできる考え、自信を大きくする個人の気持ちの状態、などがあげられます。 -
Q. コーチングが個人に要求するものはなんですか?
A.
成功する為に、コーチングにはいくつかの要件があります。これらはすべて心づもりから始まります。- 自分自身、難しい質問、厳しい真実そして自身の成功に焦点をあてる
- 他者の行動やコミュニケーションを観察する
- 直感、思い込み、決めつけ、そして自分が話す時にどのように聞こえるかに耳を傾ける
- 今の態度、信じている事、行動に対峙しもっと優れた方法でゴールに到達できるような新しいものを築く
- 強みを活かし、足りない事を克服し、勝つためのスタイルを構築する
- 不安であったり自信がなかったりしても、特別なところに到達する為に強い意志に基づいた行動をとる
- 新しい行動や後退を経験しても自分に慈悲を示す、そして他者が同じ状態でいるときに、同じ慈悲を示す
- あまり深刻にならずに、ユーモアを使い状況を軽く、明るくすることに注力する
- 落胆したり、期待に満たなくても、感情的な反応をせず、平静を保つ
- 恐怖なしに自分を見つめる継続作業をする間、以前より更なる高みに到達する勇気を持つ
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Q. コーチングパートナーシップの中で、コーチは何をするのですか?そして個人は?
A.
コーチは:- 個人やチームの、自己認識や他者認識を育てる客観的な評価や観察を提供します
- 個人やチームの状況を完全に理解する為に、傾聴します
- 共鳴板としての役割を担い、可能性を探り、熟考された計画や決定事項を実施します
- チャンスや可能性をリードし、個人の長所と願望に即したチャレンジを応援します
- 新しい視点を発見し、違う考え方を養います
- 新しい可能性に光を当てるために、盲点に挑戦し、代替のシナリオをつくることをサポートします
- コーチングの関係の中で、秘密事項やプロフェッショナルコーチとしての倫理規定を守り、プロフェッショナルとしての境界線を保ちます
- コーチングの為に設定した個人の為に有益なゴールに基づいたアジェンダを作ります
- 評価や観察を個人や他者の認識向上のために使います
- 個人と(や)組織の成功を思い描きます
- 個人の決定と行動に対してすべの責任を負います
- コーチングプロセスを可能性の考察と新しい視点を取り入れます
- 個人のゴールと大望のために勇気ある行動をとります
- 大きな視野の思考と問題解決能力を使います
- コーチから与えられたツール、コンセプト、モデル、信条を受取、更に行動を進める為に効果的に動きます
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Q. コーチングにおけるパートナーシップの適合はどのようにして確保しますか?
A.
コーチとのコーチングパートナーシップを築く準備をしておいてください。例えば、職場やご自分の人生の中で現在持っている、強いパートナーシップを考えてみてください。どのようにしてそのパートナーシップを築いたか、そのパートナーシップの中で何が重要かに着目してください。コーチとの関係性においても、同じような要素が望まれるでしょう。その他には:- 相性を見る為に一人以上のコーチを面接してください。コーチは、面接される事に慣れています、そして面接の費用は通常無料です。
- コーチとあなたの間の似ている点と違う点を捜して、これらがあなた個人やチームの成長の為に、どのようにサポートしてくれるかを発見してください。
- コーチの持つ専門的な背景及びコーチが好む個人やチームと働く方法を踏まえて、あなたのコーチングゴールについて、話合ってください。
- もしコーチングがうまくいかないと感じた時にどうするかをコーチと事前に話しておいてください;疑問や問題をどのように扱って行くかを明確にしておきましょう
- コーチングはパートナーシップです。どんな懸念があるかをコーチときちんと話しておきましょう。
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Q. どのぐらい長くコーチングは続きますか?
A.
コーチングパートナーシップの長さは個人やチームのニーズや希望によって様々です。焦点が定まっているタイプのコーチングでは、3ヶ月から6ヶ月が適しているかも知れません。他のタイプのコーチングだともっと長い期間が適しているかもしれません。コーチング期間を決める要素としては:ゴールの種類、個人やチームがコーチングを受けたい形、コーチングの頻度やコーチングを継続する為の経済的要素などがあります。 -
Q. コーチングはどのように行われますか?コーチングのプロセスはどのようなものでしょうか?
A.
コーチングは、個人や企業の現在あるチャンスと課題を評価し、コーチとの関係の範囲を定義し、行動の優先順位を決めて、望まれる結果を確立するために、多くの場合個人面接から始まります(面談か電話会議によって)。その後のコーチングセッションは面談か電話で行います。それぞれのセッションは、あらかじめ決めた長さで行います。予定されたコーチングセッションとセッションの間、個人の優先順位づけられたゴールを達成する為に有効な具体的な行動を成し遂げる事を要求されるかもしれません。コーチは、関係ある記事、チェックリスト、評価あるはビジネスに関する考察とアクションをサポートするためのモデルといった追加の資料を提供するかもしれません。コーチングの期間は、必要性と希望によって様々です。- 評価:個人や企業のニーズや状況によって、コーチングプロセスをサポートする為に様々な評価が行われます。評価は、自己認識や他者認識を強化する客観的な情報、コーチングの目的や行動可能な戦略を作る為のベンチマーク、進捗の評価をもたらします。
- コンセプト、モデル、原理:自己認識、他者認識を広げる、見方を変えることを促す、新しい視点を取り入れる、可能性や課題を見つめるための新しい枠組を提供する、そして行動を前に進めるためにエネルギーを得、刺激を受ける為に、行動科学、マネジメント文献、スピリチュアルな伝統や/または芸術や人文科学からくる様々なコンセプト、モデル、原理がコーチングの会話の中に取り入れられるかもしれません。
- 様々なアプローチからの選択:コーチングは、そこに到達するために、何が正しいか、何が間違っているか、何が求められていて何が必要とされているかに基づき、様々なアプローチを取り入れます。
- こうしてアプローチを使いわけることで、個人的なコミュニケーションの効率をあげるために、積極的なコミュニケーションスキルや方法を組み立てます。
- コーチ達は、発見のための問いかけ、個人の可能性や課題を管理するための自発的(受動的の反対)な方法、観察と最も肯定的な反応を引き出す他者からのフィードバックによる建設的な枠組み、そして課題に焦点を当てることとは対照的な成功のビジョン等のアプローチを、セッションの中に取り入れています。
- それらのアプローチは、理解、導入が簡単で、深い部分に到達し、新しい可能性を開き、アクションを促します。
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Q. コーチング業界で驚異的な成長を引き起こしたものは何ですか?
A.
コーチング業界の成長には以下のように多くの理由があります: 外部のビジネス環境の急激な変化- 人員削減、リストラ、合併、その他の組織変更は”伝統的な雇用契約”を根本的に変えました。企業は、もはや伝統的な管理手法を用いるだけでは目標を達成することはできません。
- 特定の業界における優秀な従業員の不足が以前にもまして頻繁に起きています。そのため、企業は、個人の開発に投資にコミットする必要があります。
- より競争力の高い結果が求められるようになり、マネジャーレベルの人が今まで訓練を受けてきたことと、今彼らが要求されていることのギャップが拡大しています。
- 人々は、雇用不安やこれまでないくらい高いレベルの結果が求められるといったような職場でのストレスが増加しています。
- 企業は、高い顧客満足度を維持し、戦略的なビジネス目標を達成するために、包括的な、共同作業環境を作らなければなりません。
- コーチングの素晴らしい結果を経験した人は、多くの人々にコーチングの話をしています。
- 現代の人々は自分の人生の主導権を握るという考え方にオープンです。この点にコーチングは力を発揮します。
- 要約すると、コーチングは個人や会社が、人生や会社で何が重要なのかを考えることに重点を置いており、その事によりコーチング業界が発展しています。
-
Q. コーチをつける典型的な理由は何ですか?
A.
個人またはチームがコーチをつける理由はたくさんあります。(以下に限定されるものではありません)- 何か緊急なこと、やらざるを得ないこと、わくわくすること(挑戦、高い目標、チャンス)
- 知識、スキル、自信やリソースにギャップがあること
- 成果を加速したいという願望
- 決断の際に、どれを選ぶか不明確な時
- 成功が問題になりかけている。
- 仕事と生活のバランスが取れず、望まない結果を生み出している時
- 自分のコアとなる強みを見つける必要があるとき、そしてそれらをどのように最大限活用するか
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Q. コーチングは他の専門的な職業と何が違うのでしょうか?
A.
プロフェショナルコーチングは、目標を設定し、成果を出し、個人的な変化の管理に焦点を当てています。コーチングを他の個人や組織を支援する専門職から区別する事が、コーチングを理解する助けになるかもしれません。
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セラピー セラピーは、痛みや機能不全を癒し、個人や周囲との関係性の中で生じる葛藤に対処します。- 個人の現在の感情的機能を妨げる原因となっている過去に起因する困難を解決し、全体的な心理的機能を向上させ、より感情的に健康的な方向で現在に対処することに、ほとんどの場合、焦点を当てています。
- 一方、コーチングは、具体的で行動が可能な成果を追求することで、自主的な変化に基づいた個人やプロフェッショナルとしての成長をサポートしています。
- これらの成果は、個人や仕事の成功と結びついています。
- コーチングは、未来に焦点を当てています。
- コーチングの結果として、肯定的な感覚や感情が生まれるのは自然なことかもしれません。しかし、第一の焦点となるのは、仕事や私生活の中で具体的な目標を達成するための実用的な戦略を作ることです。
- コーチングの関係においては、行動をすること、主体的であること、やり遂げること、に重点を置いています。
- コーチングでは、個人やチームは、コーチの支援的で自己発見を基本とした手法や枠組みの中で、達成できそうな解決策を自分たちで作り上げることが前提とされています。
- メンタリングは、助言、カウンセリングとコーチングを含んでいます。
- コーチングのプロセスでは、助言やカウンセリングは行わず、その代わりに、個人や組織がそれぞれの目的を設定したり達成したりすることに焦点を当てています。
- コーチングのプロセスでは、目標は明確にされていますが、それらの目標はコーチをうけている個人またはチームが、コーチのガイダンスを受けながら自分で設定します。
- トレーニングは確立されたカリキュラムをもち、決められた道筋での学習スタイルを想定しています。
- コーチングは、確立されたカリキュラムがなく、より柔軟な形式をとります。
- アスレチックコーチは、しばしば、コーチ自身の豊富な経験と知識に基づいて、個人またはチームの行動をガイド/指導する専門家として見られます。
- プロフェッショナルコーチは、これらの資質を持ってはいますが、クライアントの個人またはチームが持つ経験と知識が、コーチングの方向性を決定します。
- さらに、プロフェッショナルのコーチングでは、アスリート開発とは異なり、不完全な行動や不正確な行動の修正には焦点を当てていません。
- その代わりに、個々の強みや能力を活かした成長のための機会を見つけ出す事に重点を置いています。
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Q. コーチングが自分に適しているかを、どのように判断すれば良いでしょうか?
A.
あなたや、あなたの会社がコーチングを受けるメリットがあるかどうかを判断するためには、まず、コーチングによって何を達成したいのか、整理することから始めてみて下さい。 個人や企業が、望んでいる結果に対して明確な考えを持っている時、コーチングのパートナーシップは、より容易に目標達成するための戦略を立てるのに非常に効果的な方法になるでしょう。 コーチングはパートナーシップです。まずは、共働、他の視点、新しい見方が価値を持つかどうかを自問自答してみてください。また、あなたやあなたのビジネスが変化をするために、時間とエネルギーを注ぐ準備ができているか自問自答してみて下さい。もしその答えが”YES”であるならば、コーチングは成長や発展のための効果的な方法かもしれません。 -
Q. 個人主催のセミナーで、MCCを講師に招いてコンピテンシーに基づいたプログラムを行った場合、参加される方にCCEの証明書を個人で発行できるのでしょうか? 可能な場合、手続きや既定の書式はあるのでしょうか?(H_03)
A.
CCEを発行するためには、CCE発行団体として、アメリカICF本部への登録が必要となります。(※Organization(団体)としての登録となっております) また、CCE発行団体はプログラムの時間数に応じて、アメリカICF本部に対して認定料CCEアプリケーション料を支払う必要があります。 詳しくは、下記アメリカICF本部HP(英語)に記載がありますので、ご覧ください。 https://coachfederation.org/accredit-a-program/continuing-coach-education/ -
Q. 米国内で日本語でカリキュラムを受けられるところをご存知でしたらぜひ教えていただければと思います。(H_01)
A.
ICF本部のトレーニングサーチを御利用ください。アメリカで、日本語でと、地域や言語での検索が可能です。 https://apps.coachfederation.org/eweb/DynamicPage.aspx?webcode=TPSS -
Q. コーチングの効果は証明されていますか?
A.
もちろんです! ICFグローバルコーチングクライアント調査によると、ほとんどのクライアントは仕事のパフォーマンス向上、よりよいビジネスマネージメント、もっと有効なタイムマネージメント、チームへの有効性の増加、より成長とチャンスが報告されています。 同調査ではコーチングクライアントは自己肯定感の増大、関係性の強化、より効果的なコミュニケーションスキル、よりよい仕事とライフバランスと健康の改善の報告も記されています。 70%近い個人が最低でも当初の投資を取り戻していると表しています。 中央値は、コーチングによって経済的利益を得たクライアントは一般的に費やした金額の3倍の投資利益率を上げていると示唆しています。 同レポートによりますと、大多数の企業(86パーセント)は最低でもその投資額を取り戻しているといっています。 実際に、1/5の企業のほとんど(19パーセント)は投資額の50倍の投資利益率を見て、他の28パーセントは投資額の10から49倍の投資利益率を見ています。 コーチをつけたほとんど全ての企業または個人は満足しています。 ICFグローバルコーチングクライアント調査によると、意識調査された人の驚くべき99パーセントがコーチング全体験のいくつかまたは全体がとても満足していると答えています。 詳細については、ICFのリサーチページなども参考にしてください。 -
Q. コア・コンピテンシーの日本語訳を引用してもよいですか?
A.
引用元を明記していただくことで引用可能です。 -
Q. 国際コーチング連盟が定める核となる能力水準(コア・コンピテンシー)とは何ですか?どうやって手に入れられますか?
A.
こちらのページを御覧ください→ 4つの能力水準 -
Q. プロフェッショナルコーチとは何ですか?
A.
ICFは、コーチングを、今日の不確実で複雑な環境において特に重要である、創造的で思考的なプロセスの中での、クライアント個人として、そしてプロフェッショナルとしての可能性を最大限に引き出す、クライアントとのパートナーシップであると定義しています。 コーチは、クライアントを自身の人生と仕事のエキスパートとして尊重し、すべてのクライアントが、創造的で、可能性に満ちており、完全であると信じています。この前提のもとに、コーチの責任は以下のとおりです。- クライアントの本当に達成したいことを発見し、明確にし、それに沿うこと
- クライアントがそれらを自らの手で見つけることをサポートする
- クライアント自身が生み出す解決策と戦略を引き出す
- クライアント自身の主体性と責任の自覚を支える
コア・コンピテンシーについて
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Q. コア・コンピテンシーとはどのようなものですか?
A.
ICFが定めるプロコーチの能力水準(コア・コンピテンシー)については、こちらのページを御覧ください。
国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)について
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Q. 国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)について教えてください
A.
国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)についてはこちらのページを御覧ください。
国際コーチング連盟日本支部(ICFジャパン)の会員について
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Q. ICF会員、ICFJ会員、それぞれの会員はどう違うのですか?(A_03)
A.
ICFJの会員、正会員はグローバル会員であり、ICFJの会員であることが条件です。アソシエイツ、法人パートナーはICFJのみの制度であり、会員ではなく、支援者・応援者という位置づけになります。アソシエイツは個人で、法人パートナーは法人でICFJの活動に賛同いただける方を対象にしています。 -
Q. 正会員とアソシエイツの違いは何か?
A.
ICF本部の方針により、国際コーチング連盟日本支部(ICFJ)の正会員は、ICF本部の会員のみとさせていただいております。正会員でのご入会をご希望される場合は、アメリカICF本部への入会手続き(コーチングの学びについての要件も入ってまいります)を完了した上、国際コーチング連盟日本支部事務局までお知らせくださいますよう、お願い申し上げます。 http://www.coachfederation.org (上記がアメリカICF本部のサイトとなります。英語サイトとなります。) -
Q. 何月に入会しても会員期限は7月31日で、会費は全額払うのですか?
A.
はい。現在のところ、国際コーチング連盟(ICF)日本支部の会員制度は8月の一括更新としています。これは、ICF本部の会員制度が4月の一括更新であることとリンクしています。 途中入会の割り引きは現在、行っておりません。
国際コーチング連盟(ICF)について
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Q. 世界のコーチング産業はどのように成長しているのですか?
A.
世界最大のコーチング組織であるICFは、コーチングプロッフェション(専門職)の向上という核となる目的の成功を続けています。 ICF2012グローバルコーチング調査によると、1999年の2,100名のプロコーチに比べ、約47,500人のプロコーチが現在世界中でビジネスに関わっています(20億ドル近くの累積年収を運んでいます)。 同レポートではより多くのコーチが、ここ12カ月で料金、時間、クライアントと収入が減るより増えたとの報告を記されています。全体的に、ICFに毎年2,000名の会員が増えているという事実をみても、この専門職の成長を示しています。 -
Q. 誰がICFを運営していますか?
A.
ICFは非営利団体であり、組織の仕事を監督する、会員から選出された理事会によって運営されています。 -
Q. ICFはどのようにコーチングを定義付けていますか?
A.
ICFでは、「コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことである」、とコーチングを定義しています。 -
Q. どのようなタイプのコーチがICFに参加していますか?
A.
ICF会員は様々なコーチング領域を専門にしています。エグゼクティヴ・コーチング、ライフコーチング、リーダシップコーチング、関係性コーチング、キャリアコーチングなどのほか、熟練されたコーチング分野などが含まれます。 -
Q. ICFは、誰が、何のために始めたのですか?
A.
プロコーチであるトマス・レナードはプロフェッショナルのためのコーチングコミュニティを創るためにICFを結成しました。この組織は当初北アメリカに向けて運営されていましたが、現在では100カ国以上にその会員がいます。 -
Q. 国際コーチング連盟(ICF)は何年に結成されましたか?
A.
連盟は1995年に結成されました。地域のICFチャプターはその後まもなく結成され始め今日でも新しく結成され続けています。
ICF本部会員資格について
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Q. ICFの正会員になるための(もしくはICF資格取得の前提条件としての)60時間の学習参加で認定されている団体等に、どのような決まりがありますでしょうか。(H_02)
A.
60時間の学習は「コーチ専門トレーニング」が対象になります。 「コーチ専門トレーニング」とは、 ICF認定団体による ACTPプログラム、ACSTHプログラム ・CCE 認定された研修 ・ICF のコンファレンス ・Communities of Practice Special Interest Groups (SIG) CP(http://coachfederation.org/events/landing.cfm?ItemNumber=2108&navItemNumber=606) ・ICF のコア・コンピテンシーに従ってコーチングスキルやコーチングマナーを教える研修 以下のケースは「コーチ専門トレーニング」とは認められない。 コーチング以外のスキルを教える研修で一部にコーチングを含んでいるもの 自己開発コース 心理学、カウンセリング、NLPなどの他分野の教育 「コーチ専門トレーニング」を提供する団体としては、ICFによって ACTP、ACSTH、CCEの認定を受けた団体ということになります。 認定されていないプログラムでも、その内容がICF のコア・コンピテンシー、倫理規定に沿っていればコーチングトレーニングとして認められます。その際、プログラムが条件(ICFのコア・コンピテンシー、倫理規定の学習である)に合致していることを資格の申請の際に、ICFに対して証明する必要があります。 (本部担当者より、英語で問い合わせがありますので、その解答次第で認定されるかどうかが個別に決まります。) -
Q. ICF本部会員になるにはどうすれば良いでしょうか?(E_02)
A.
ICF本部のWebサイトからお申し込みいただけます。 https://coachfederation.org/join-icf/ -
Q. ICFJはICFの更新手続きをサポートしてくれますか?(A_12)
A.
ICFとICFJは別団体であり、現在のところ、ICFJでは個別のサポートはしておりません。 -
Q. 更新手続きも全て英語ですか?(A_11)
A.
英語です。 -
Q. 本部会員の入会手続きは全て英語ですか?(A_10)
A.
英語です。 -
Q. 会費の支払い方法はクレジットカードだけですか?他の方法はありませんか?(A_09)
A.
クレジットカードのみ(VISA/Master/AMEX/注]使えないカードあり 例)JCBなど -
Q. 一度入会したら、その後、会員資格は自動更新されますか?(A_08)
A.
自動更新はされません。毎年クレジットカードで支払います。 -
Q. 期の途中から入っても、年会費は1年分かかりますか?(A_07)
A.
ICF本部会員の場合、登録時期が3月ではない場合、1年の経過月を引いた金額1年+登録月から3月までの金額となります。この場合は登録した次の年の更新はありません。詳細はこちらをご覧ください。ICFJ会員・パートナーの場合、時期による割引はありません。 -
Q. 資格更新時期以外でも会員になれますか?(A_06)
A.
いつでもなれます。 -
Q. 会員資格の更新時期はいつですか? それとも、入ってから1年など、人によって時期が違うのですか?(A_05)
A.
ICFの更新期限は3月31日となります。ICFJの更新は8月です。なお、ICFJの法人パートナーは入会月での更新となります。 -
Q. 会員資格は1年ずつですか?(A_04)
A.
1年更新です。ICFの更新は4月、ICFJの更新は8月です。 -
Q. 本部会員の会員資格には種類がありますか?(A_02)
A.
ICF本部会員には個人の会員と法人会員があります。法人会員は10人以上のメンバーが必要で、金額が安くなり、社員のコーチの一括での会員登録ができます。 -
Q. ACCやPCC、MCCなどのICFの認定コーチ資格を持っていなくても、ICF本部会員になれますか?(A_01)
A.
資格がなくても、コーチング学んだ、コーチング勉強中であれば可能です。申請のときに、有資格者、勉強修了、勉強中をいれるところがあります。 -
Q. ICFに参加するメリットはどのようなものですか?
A.
ICF会員は、各種リサーチ情報へのアクセスをはじめ、世界中のコーチのネットワークと繋がることができること、全世界で公認されてい資格認定やプログラム認定を受けられることなど、多数の恩恵を受けられます。 ICFは全ての努力をコーチングにフォーカスしています。コーチング産業についてのリサーチを行い、どのように効果があるのかを社会に広めていきます。 ICFはその基準とプログラムによって、プロフェッショナルなコーチングの質を高い水準で統一し、保つための努力を行っています。 この会員制度は、コーチの未来に投資するものであると同時に、コーチング産業全体の未来にも投資をするためのものです。 -
Q. ICFの会員になるためにはICFの認定資格が必要ですか?
A.
ICFならびにICFJの会員になるために、ACC、PCC、MCCといった、ICFの認定資格を保有する必要はありません。しかしICF認定資格は推奨されています。
ICF本部認定資格について
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Q. 資格要件のひとつに、100時間、8名以上のコーチングを行った証明が必要とありましたが、契約書や振込みの控えなどの書類が必要になりますか?
A.
コーチング契約書や振り込み控えなどは必要ありません。ダウンロードサンプルのとおりの情報があれば十分です。 https://coachfederation.org/app/uploads/2017/12/ICFClientCoachingLogTemplate-4.xls -
Q. ICF資格の認定条件に○○時間以上のコーチング経験とありますが会社の中で人材育成の一環としてのコーチングは経験時間としてみなされるものでしょうか?
A.
会社での業務期待役割などでコーチとしての役割が与えられており、職務記述書等で明記されている場合において、業務の中にコーチングをする時間が設けられている場合は経験時間としてみなされます(ただし、監督または直属の従業員をコーチングしていない場合に限ります)が、通常のマネジメント業務の中でコーチング的に部下指導を行ったり、自主的にマネジメント業務の一環としてコーチングしたりすることは経験時間にみなされません。 また、資格認定の申請時に、対象となったクライアントの氏名と連絡先を開示する必要がありますので、その点につきまして、会社側ならびに本人の了解が必要となりますので、ご注意ください。 -
Q. 更新に必要なCCE単位はどこで取得できますか?(F_04)
A.
ICFジャパンなどICFの支部、ICFの開催するカンファレンス、ACTPなどのCCE発行認定団体の行うセミナーやイベントに参加することで取得できます。その際は必ず取得証明の書類をもらうようにしてください。 発行団体については下記サイトで「Program Type:」に「CCE」を、「Training Language:」に「Japanese」を選択すると、現在日本語でCCEを発行する団体が検索できます。 https://apps.coachfederation.org/eweb/DynamicPage.aspx?webcode=TPSS -
Q. 更新用にメンターコーチが必要とありますが、これは初回のみですか? それとも2回目の更新の時にもまた必要になりますか?(F_03)
A.
ACC認定資格の更新に際しては初回のみ三年以内に10時間以上のメンターコーチングを受ける必要があります。メンターコーチングはコーチの実績時間にはなりませんが、コーチ&クライアント共にCCE(Core Competency)として計上できます。 -
Q. 資格の更新は、資格を取得してから3年後の年末とありますが、例えば2015年の5月15日に資格を取得した場合にはいつが資格の期限となりますか?(F_01)
A.
資格の更新についてはICFからメールで個別にお知らせがいきますが、万一失効した場合でも1年以内であれば更新が可能です。 資格の期限は、2018年12月31日 更新の期限は、2019年12月31日 になります。 年の初めころに取るとお得です。 https://icfjapan.com/icfinfo/credentials/renewal -
Q. 資格申請の際の割引対象となる「会員」とは、ICF ジャパンの会員ですか? ICF本部会員ですか?(E_01)
A.
割引対象となる為にはICF本部の会員である必要があります。 -
Q. CKAはどうやって受けるのですか? 所要時間はどれくらいで、どこかに行く必要がありますか?(D_10)
A.
インターネットを使って受験することができます。受験を申し込むとICFからメールが送られてくるのでそこに記述されている URLにアクセスすることでオンラインでの受験が可能になります。所要時間は3時間(連続)です。一旦試験を開始したら3時間以内に解答する必要があります。途中で中断して再開するということはできませんのでご注意ください。 送られてくるメールからアクセスして、オンラインで受験できます。CKAの制限時間は3時間で中断ができませんが、アメリカICF本部によると多くの方は2時間強で終了されているとのことです。 -
Q. CKAとは何ですか?(D_09)
A.
コーチとしての倫理など、必要な知識を持っているか確認するテストです。ICFの国際認定資格を申請する方は、必ず一度は合格する必要があります。 尚、CKAは日本語で受験することが可能です。 -
Q. 実技試験用に書き起こしを専門にしている会社を紹介していただけますか?(D_08)
A.
ICFJでは特に紹介している機関はありませんが、「書き起こし」「テープ起こし」などで検索すると色々なサービスが見つかるかと思います。 -
Q. コーチング実技試験(録音と書き起こしでの審査)があると聞きました。これは英語でやる必要がありますか? また、英文で書き起こししないといけませんか?(D_07)
A.
コーチングの実技試験は日本語で大丈夫です。しかし、英語のスクリプト作成が必要です。 -
Q. 国際コーチング連盟で発行している資格について教えてください。現在、PCC、MCCを保有されている方の人数は何人くらいになるのでしょうか。そのうち、日本で資格を持っている方は何人くらいになりますか?(B_01)
A.
2021年12月末現在、全世界でACC:23,108人、PCC:17,166人、MCC:1,575人が資格を保持しています。 -
Q. 添付資料の提出は英文ですか?(D_06)
A.
申請での基本的な提出物は英文になります。ただし、実技試験およびCKAテストについては日本語で提出・受験が可能です。 -
Q. ポートフォリオパスに必要な、コーチ専門トレーニングとは何ですか? XXXはそれにあたりますか?(D_05)
A.
ICFが認定したプログラム(ACTP, ACSTH)とそれら以外のものです。具体的には、下記の種類があります。 ・ICF認定団体による ACTPプログラム、ACSTHプログラム ・CCE 認定された研修プログラム ・ICF のカンファランス ・Communities of Practice 認定されていないプログラムでも、その内容がICF のコア・コンピテンシー、倫理規定に沿っていればコーチングトレーニングとして認められます。その際、プログラムが条件(ICFのコア・コンピテンシー、倫理規定の学習である)に合致していることを資格の申請の際に、ICFに対して証明する必要があります。 (本部担当者より、英語で問い合わせがありますので、その解答次第で認定されるかどうかが個別に決まります。) 以下のケースは「コーチ専門トレーニング」とは認められません。 ・コーチング以外のスキルを教える研修で一部にコーチングを含んでいるもの ・自己開発コース ・心理学、カウンセリング、NLPなどの他分野の教育 -
Q. コーチングログのサンプルを見たら英語でした。私のクライアントの方々の中で、もし英語で問い合わせがあった場合、理解して、返答頂ける方は3名ぐらいしかおりませんが、大丈夫でしょうか。(D_04)
A.
クライアントは英語でICFからの問い合わせに答える必要はありません。 メールが嘘ものでなければ(本人が実在している)大丈夫。返事が返って来ればOK。常識的であれば調査されないでしょう。 ICF本部に問い合わせたところ、以下の様な回答を得ています。 「クライアント・コーチング・ログの提出理由は、セッションが実施されていることの記録確認のためです。ログに記された顧客に対してアメリカICF本部から確認のメールが届くことはありますが、そのメールに適切な返信がないからと言ってその記録が認められないことは通常はありません。言語の問題を気にせず実施した記録はすべて記述してください。」) -
Q. 申請に必要なコーチングログは、個人なら名前やメールアドレスを書かなくてはいけないのですか? 企業・団体相手の場合は個人名はいらないと聞いたのですが?(D_03)
A.
個人の場合には必須となります。また、その際には必ず相手の了承を得るようにしてください。 -
Q. メンターコーチですが、自分の所属する団体の認定コーチではメンターコーチとして承認されないのでしょうか?(D_02)
A.
コーチの方が、自分の取得を検討している資格と同等以上のICF資格(ACC、PCC、MCC)をお持ちであれば問題ありません。 ご自身が所属する団体の認定コーチがメンターコーチとして承認されるためには、ICFの認定する資格である ACC、PCC もしくは MCCの認定資格を持っている必要があります。 >> ICFJ正会員の国際コーチング連盟連盟(ICF)認定資格保有者の一覧はこちら -
Q. 資格申請に必要なメンターコーチングとは何を指すのですか? 誰に頼めばいいですか?(D_01)
A.
自分が目指す日本コーチング連盟国際資格と同じか上の資格を持つコーチによる、コーチングをテーマとした指導/コーチングのことを指します。つまり、ACCを目指す方の場合はACC、PCC、MCCのコーチ、PCCを目指す方ならPCCかMCCのコーチ、MCCならMCCのコーチに頼まなくてはいけません。 コーチを探す際は、現在はICFのホームページのコーチ検索である「Credentialed Coach Finder」などが利用できます。 http://coachfederation.org/members/landing.cfm?ItemNumber=3030 -
Q. XXXXという団体が、ACTP/ACSTH/CCEを発行しているか知りたいのですが?(C_06)
A.
直接その団体にお問い合わせください。また、ICF本部サイトでも、そちらを検索できるディレクトリを公開しています。 https://apps.coachfederation.org/eweb/DynamicPage.aspx?webcode=TPSS ICFJでも翻訳して一覧にしています。こちらをご覧ください。 -
Q. プログラム認定と資格認定の違いは何ですか?
A.
ICFでは、コーチをトレーニングするためのプログラムの認定と、個別のコーチの個人資格認定の両方を行っています。 ICFのコーチ養成機関へのプログラム認定は、コーチをトレーニングするためのプログラムの質と、それにより養成されるプロコーチ質とを一貫して保つためのカリキュラム基準を明確にしています。 ICF資格認定は、厳格な教育基準と経験要件を満たし、国際コーチング連盟が定める核となる能力水準(コア・コンピテンシー)を完全に理解していることを示したプロコーチに与えられています。 -
Q. 私はとあるスクールでコーチングを学び、現在、コーチとして活動しております。今後はICF認定コーチを目指したいと考えていますが、CTPやCTIなど、他のコーチングスクールを受講する以外に方法はありますか?(C_02)
A.
ポートフォリオパスと言う申請方法があります。 ICFからの認定を受けた団体の提供する CTPや CTI 以外の「コーチ専用トレーニング」プログラムを必要時間以上受講し、必要なコーチング実績を積み、メンターコーチングを受け、実際のコーチングセッションの録音とその書落としを準備する事で申請する事ができます。ATCPパスや、ACSTHパスよりは提出物が多めですがICF は様々な環境で学ばれた方にも資格取得の門戸を開いています。 https://icfjapan.com/icfinfo/credentials/acc -
Q. ICFの認定資格であるACCには、いくつかのパスというものがあると聞いたのですが、これは何ですか?(C_01)
A.
ACC の認定資格を取得する方法にはACTP、ACSTH、ポートフォリオと呼ばれる3つの申請方法(パス)があります。それぞれのパスでは申請に必要な条件が異なりますのでご自身の状況に合ったパスを選択される事をお勧めします。 ACTPパス:ICFより認定を受けた団体の提供するATCP教育プログラムを受講し、修了した方が選択できる申請方法(パス)になります。 ・ACSTHパス:ICF より認定を受けた団体の提供するATCPもしくはACSTH教育プログラムを受講した方のための申請方法(パス)になります。事前に試験などを受ける必要は基本的にありません。 ・ポートフォリオパス:上記のプログラム以外(大学などで学んだもので既定の条件を満たしているもの)でコーチングを学んだ方のための申請方法(パス)になります。 (⇒ 個人の認定資格へ)